２月２３日

　　パールちゃんのレベルアップ

　　わが家の鳥は不器用な子が

　　ほとんどです。

　　でも、なぜか１羽だけ、器用に

　　足技を使いこなす子がいます。

　　それは、パールちゃんです。

　　今日も、「どしん」と足で

　　粟の穂をおさえてお食事中です。

　　ぱーる

　　「ポリポリ・・ああ〜ダイエット中

　　だからって、私はいつもみんなの

　　『食べかす』ばかり・・。一度で

　　いいから実びっしりの粟の穂が

　　食べてみたいものだわ」

　　そこへ、いじめっこタップくん

　　がやってきました。

　　ぱーるちゃん、粟の穂を

　　食べながらも、横目で

　　敵をとらえています。

　　ぱーる

　　「ぬ！きたわね〜！

　　この粟の穂は絶対

　　あげないわよ。」

　　たっぷ

　　「ウキュ！！」

　　（ぱーるちゃん、ぼくにもちょうだい〜）

　　ぱーる

　　「いやよ！

　　これ、あたしのなんだから！！」

　　ぱーるちゃん、粟の穂をくわえて

　　逃げ出しました。

　　う〜ん、やるねぇ。ぱーるちゃん。

　　昔は、こんなこと、できなかったのに。

　　ちょっとした、技のレベルアップだね。

　　これも、ダイエットのおかげかな（笑）？

　　パールのレベルアップは、技だけでなく

　　頭脳にも及びます。

　　ある晩の夕食時のこと。

　　ぱーるちゃんとプリン君が、なにやら

　　にらめっこしています。

　　ぱーる

　　「ぷ〜ちゃん、そのごはん、

　　あたしにもちょうだい」

　　ぷりん

　　「だめだよ。ぱーるちゃん、

　　自分の分もう食べたでしょ。」

　パールはダイエット中なので、

　みんなより、ごはんの量が

　ちょっと少なめです。

　早めに食べ終わったパールは、

　みんなのごはんが欲しくて

　たまりません。

　ぱーる

　「おねがい〜。

　ほんの少しでいいから〜」

　ぷりん

　「だめだったら、だめ！

　ぱーるちゃんにあげないでねって

　僕、言われているんだから！」

　　　　　パールの作戦１

　しかし・・ここは、パールの方が

　上手（うわて）でした。

　プリンの気をそらすための

　小刻みのフェイントと誘導が

　見事に決まり・・・

　ぱーる

　「やったわ〜〜。

　　ごはんゲットしたわ〜！！」

　ぷ〜ちゃん、我慢しきれません

　でしたね（苦笑）。

　　　　パールの作戦２

　ぷりん

　「あ〜あ、僕のごはんとられちゃった〜」

　プリン君の半ばあきらめたような

　さえない表情が

　なんとも可笑しいです。

　ちょっと気の毒なんですけどね。　

　ぱーるちゃん、とても嬉しそうです。

　ここまで一生懸命だと、少しの間

　大目に見てあげようか・・・・

　という気にもなります。

　　でも、食べ過ぎは厳禁。

　　また、太って発情して卵詰まりに

　　なったら大変ですから。

　　さぁさぁ、ぱーるちゃん。　

　　そろそろ、ご馳走様しなさいね。

　　ぱーる

　　「ああ〜あたしのごはんが〜」

　ダイエットと共に（？）日々レベル

　アップするパールちゃん。

　「オカメインコも、なかなかやるな〜」

　と思わせてくれる存在です。

　ぱーる

　「えへ。皆さん、ダイエット一緒に

　　がんばりましょうね〜」

　現在の体重は９４グラム。

　パールは、これ以上増えると

　すぐに発情してしまうので、

　あと２〜３グラム減が

　目標です。

　ちなみに、晩ごはんが済んだら

　できるだけ早めに寝せる。

　睡眠時間は１４〜１５時間

　というのが、パールのダイエット兼

　発情対策には効果的です。　

　　２月１８日

　　聖バレンタインデーの怪（笑）

　　２月１４日はバレンタインデーでした。

　　私も、チョコレートではありませんが、

　　鳥たちに、ちょっとしたプレゼント

　　をあげました。

　　お皿を並べると、さっそく

　　食いしん坊たちが集まって

　　きましたよ（笑）。

　　なんだかみんなソワソワしてます。

　　オン

　　「な、なにかしら〜？

　　今日のおかずは、　かぼちゃかな？

　　それとも、ブロッコリーかな？」

　　このお皿は、鳥たちの「おかず」入れ

　　なのですが、毎回、飼い主のきまぐれと

　　わが家の野菜の在庫状況によってメニューが

　　変わるので、鳥たちにとっても、ちょっとした

　　楽しみのようです。

　　もちろん、あたりはずれは、あります

　　けどね（笑）。

　　タップ

　　「早くくれないかな〜。

　　まだ朝ご飯食べてないんだけど・・。

　　まずいものだったらどうしよう〜。

　　ぼく泣いちゃうよ」

　「それでは、皆さん、おまたせいたしました！

　じゃじゃ〜ん！！

　今日のメニューは、皆様の好物のアヴィケーキ

　でございま〜す！」

　鳥たち「やったぁ〜！！ラッキー！」

　一番乗りはぷ〜ちゃんですね。

　アヴィケーキ（ラフィーバの製品）というのは、

　いうなれば「鳥用おこし」で、鳥たちの好きな

　カナリーシードやペレットでできています。

　食感としては、ゴムのようにムニョムニョした

　柔らかなお菓子です。食べ過ぎると確実に

　太るのが難点ですが、冷凍保存もきくので、

　他のおかずがないときなどは、たいへん

　重宝しています。

　こういう美味しい物があると

　普段仲のよくないプリンとタップも

　なかよしになります。

　「昨日の敵は、今日の友」って

　いうんでしょうかね（笑）。

　あ！なんだか後ろの方で怒っている

　鳥さんがいますね。

　　タップ

　　「あ〜ん、おいしいねぇ〜。

　　　ぼく、こんなに大きいの食べれる

　　　なんて、ほんと幸せだよ」

　　プリン

　　「ぼくも、目の前にいる奴は

　　気にくわないけど、こんな

　　美味しいものを目の前にして、

　　贅沢いってられないよね」

　　プリン＆タップ

　　「それじゃ、いただきま〜す！！」

　　これは現（うつつ）か幻か？

　　この２羽が仲良さそうに

　　これだけの至近距離で

　　写真にうつることなど、滅多に

　　ありえないことなのですから！

　　わが家にとっては、まさに、

　　聖バレンタインデーの怪でした（笑）。

　　２月１８日

　　オカメ直列

　　オン＆パール　

　　「私も、私も〜！

　　　あ〜ん、おいしい〜」

　　オンとパールは、タップとプリンほど

　　仲が悪いわけではありませんが、

　　美味しいおやつは、この２羽の

　　仲までとりもってくれます。

　「今度は、ぼくとオンちゃんが　

　食べる番だい！

　ぱーるちゃんは

　あっち行ってて！」

　ぱーる

　「いや〜ん。いじわる〜！」

　　タップ

　　「今度は、ぼくたちの番だよ！」

　　あらあら〜？だんだん

　　ぱーるちゃんが、仲間はずれに

　　なっているじゃない。だめだねぇ。

　　それじゃ、１個ずつ分けようかな。　　

　　パール

　　「そうよ！

　　最初からこうしてくれれば

　　よかったのよ」

　　オン

　　「このほうが、ゆっくり食べれるわ」

　プリン君も美味しいかい？

　プリン

　「うん！これなら、僕

　毎日でも食べれるよ」

　　タップ君も嬉しそうですね〜。

　　タップは、きかん坊なところも

　　ありますが、美味しい物に対しては

　　意外と素直で、

　　「ウキュ〜ウキュ〜（うまい！うまい！）」　

　　といいながら食べてくれます。

　　ちょっと写りが悪いですが・・これが

　　惑星直列ならぬ、「オカメ直列」です。

　　普段はなかなか勢ぞろいすることのない　　

　　４羽ですが、食いしん坊であることが

　　功を奏し、貴重なショットが撮れました。

　　この写真を見た人も、何かいいことが

　　あるかもしれませんね（笑）。

　　２月１８日

　　浮いてるヒロちゃん　　

　　さてさて。オカメ〜ズの話ばかり

　　してきましたが、実はこのおやつ

　　ノンちゃんの大好物なんです。

　　２個はちょっと多いかな〜？

　　ノンちゃん、これいる？

　　ノン

　　「んん〜？なに？」

　　ヒロちゃんも、興味深そうに

　　覗いています。

　　ノン

　　「お！これは、ぼくの大好物じゃない！

　　二つもついてるよ。全部食べていいの？」

　　できれば、ヒロちゃんにもあげてほしい

　　んだけどね。まぁ、バレンタインデー

　　だから、２つともノンちゃんにサービス

　　するよ。

　　ノン　

　　「わ〜い！そうかい。それじゃ、

　　いっただっきま〜す！！」

　　左の黄色い餌箱には、普通の餌。

　　右の緑の餌箱には、おやつが

　　入っています。

　　２羽対称におしりを逆立てて

　　ごはんを食べてますね（笑）。

　　でも、どうやら青いおしり君は、

　　このおやつの美味しさがわかって

　　いないようです。

　　ヒロ

　　「ねぇ。みんな何やっているの？」

　　ヒロちゃん、おやつを食べ物だと

　　認識しておらず、独り不思議そうに

　　みんなの様子を眺めておりました。

　　ヒロ

　　「ん？なんなの、あれ？」

　　うう〜。ヒロちゃん・・かわいそうに。　

　　今度ちゃんと食べ物だって

　　教えてあげるからね。

　　　２月１８日

　　　ヒロちゃんがもらったもの

　　　バレンタインデー限定・おやつバイキング

　　　は宴もたけなわ。

　　　パールちゃんなんて、自分のお皿の分

　　　だけじゃ飽きたらず、他の人のおやつに

　　　まで手を出しています。

　　　もう〜こうなると、早いもの勝ちです。

　　　プリン

　　　「ああ〜それ、

　　　　僕が食べようと思ったのに・・」

　　　パール

　　　「だめよ。私が先なの！」　

　　「オンちゃん、ぼくにもおくれよ〜」

　　オン

　　「あまったらあげるわよ。

　　ちょっと待ってて！！」

　　プリン

　　「はぁ〜女は強しだな〜。

　　ぼく、泣けてきちゃいそう・・」

　　ぷ〜ちゃん、最近

　　泣いてばかりだね〜（爆）。

　　タップもいるかい？

　　早く食べないと、なくなっちゃうよ。

　　とくに、パールちゃんの勢いは

　　止まらないよ。

　　タップ

　　「アガアガ・・。もちろんいるよ。

　　パールちゃんは、ほんと食べるの

　　早いからね。ぼくの倍速で食べる

　　もんな。アガ〜！！

　　あごが、はずれそうだよ〜」

　　ノンちゃんは、のんびり、まったり

　　満足げな表情を浮かべて

　　おやつを堪能してます。

　　ノンは、ほんとは、もうちょっと

　　痩せないといけないんだけど、

　　たまにはいいよね。

　　こうして、バイキングはお開きと

　　なったのでした。

　その日の晩のこと・・。

　独りだけ、美味しいおやつに

　ありつけなかったヒロちゃん。

　気の毒なので、寝るときだけ

　ブランコをプレゼントすることに

　しました。

　ヒロちゃん、たまには、　

　ブランコで寝るかい？

　ヒロ

　「え？いいの？」

　ヒロちゃんは、ブランコが大好きで

　ブランコを入れるとすぐに発情して

　しまいます。

　なので、普段はあまりカゴに

　入れないのですが、

　今日は特別ね。

　ヒロ

　「わ〜い。嬉しいな〜。

　どうして今日はブランコ入れて

　くれたんだろう〜？？」

　ヒロちゃんにとっては、「？？」

　だらけのバレンタインデーでした（笑）。