★鳥たちの近況報告(2015年7月)★    1つ前に戻る    HOMEへ

 

   2015年7月21日

  オカメインコと糖尿病(その1)

 

  オンは、今年14歳(正確な年齢は、たぶんそれ以上)。

   オカメの寿命は、20歳とか30歳とかいろいろ言われますが

   いずれにしろ、長生きすると、あちこちガタがくるのは

   人間と同じようです(笑)。

  

   オンは、昨年あたりから、水分の多い多尿のフン

   をすることが多く、しょっちゅう検便に通っていました。

   検便では、細菌バランスが悪いのですが

   抗菌剤を飲むほど悪くはない・・といわれること

   しばしば。

 

  

  いったい何なんだろう〜?と思って、ある日

  尿検査をしてもらいましたら、なんと!

  尿糖の数値が異常に高い!!

  ということで、結論は、「糖尿病」ということでした。

 

 

  若い頃から、太り気味、あるいは、太ったり

  やせたりを繰り返している子はなりやすい

  みたいです。

  とくに、オカメインコは糖尿が多いそうですよ。

  

 

  考えてみたら、オンも卵を産んでいた頃は、

  産卵の度に110グラム以上の巨体になっていた

  ものね。過剰産卵気味の女の子は、糖尿病に

  なりやすいのかなぁ〜?

 

 

  これは、人間用の尿糖の検査紙。

  近所の薬局で手に入り、オカメインコにも

  使えるそうで、なかなか便利です。

  50枚で1000円程度かな。

  うちでは、節約のため、ひょろ長い検査紙の

  先っぽを半分に切って、100枚にして使います(笑)。

 

  

 使い方は、簡単。検査紙をフンにひたして、

 30秒はかったときの検査紙の色を目安に

 尿糖をはかります。

 オンの場合、尿糖が高いときは、右から2番目の

 濃い緑色(+500)でしたが、血糖降下剤(★)を

 飲んで、食生活も野菜、ペレット中心に変えましたら

 高いときでも、真ん中のちょっと濃い黄緑色(+100)

 にまで落とすことが出来ました。

 

 お腹がすいているときや、薬が効いていると

 思われる時間帯は、正常値(左側の黄色と薄い黄緑色)

 にまで、尿糖値が落ち、本鳥もだいぶ調子がよくなった

 みたいです。

 フンの水気も減り、コロコロした元の状態に

 戻ってきました。

 

 ★血糖降下剤は、オイグルコンを使用。

  鳥のインシュリン投与は、困難とのこと。

  1日の飲水量を数日間調べて(オンは、多くて1日11グラム)

  病院でもらった薬を、その5倍の水で薄めて与える。

  薬の中には、強肝剤、ビタミン剤なども

  入っているらしい。

 

 

 血糖降下剤を飲んでいるときに注意しなければ

 ならないのは、血糖が低くなりすぎて、「低血糖症」

 になるのを防止すること(これは、人間でも同じ)。

 低血糖になると、鳥が、ふらついたり、カゴの床下に

 座り込んだりして、処置が遅れれば死亡することも

 あるそうです。

 それで、うちも万が一のときのために、「ぶどう糖」を用意

 しました。これも、人間の薬局で手に入ります。

 

 

 鳥の場合、5パーセントのぶどう糖溶液を直接

 口から飲ませることで対応できるそうです。

 このブドウ糖の固まりは、1個3グラムなので、

 60ミリリットル(=60グラム)のお水に溶かせば

 OKです。

 

 

 ところがですね〜。

 うちでは、もはや、ぶどう糖のお世話になった鳥が

 2羽。しかも、糖尿のオンじゃないんですよね〜。

 

  

  タップ

  「わぁ!まぶしいよ!!

   いきなり、フラッシュ炊かないでよ!」

 

 

 

  

  たっぽん、私がみていない隙に

  オン用に準備していたお薬の水入れ

  から「キュッ!」とお水飲んでました。

 

  ぎゃあ〜!!タップ、あんた何飲んだの!?

 

  タップ

  「え?オンちゃんのお水だけど?」

 

  このとぼけたオカメのおじちゃんは、

  このあと、むんずと捕まえられて

  ぶどう糖をむりやり飲まされてました。

 

  好奇心旺盛なオカメインコが複数

  いるお宅は、薬の扱いには、

  くれぐれもご注意ください!!

 

 

 

 

  2015年7月21日

  オカメインコと糖尿病(その2)

 

  こちらは、糖尿病でもないのに、

  血糖降下剤を飲んだもう1羽の

  オカメインコ・プリン。

 

  原因は、飼い主の母がオンとプリン

  をまちがったカゴに入れたため

  かなり多量に摂取。

  でも、幸いなことに、ぴんぴんして

  生きてました(なにゆえ?)。

 

  糖尿病の鳥さんがいるときは、  

  人間の家族(とくに、あまのじゃくで、普段から

  イレギュラーなことをしやすい性格の人)には、

  どの鳥が糖尿病で、どの鳥が糖尿病でないか、

  薬を飲んでいいのは、どの鳥なのか

  よくよく説明しておきましょう〜

  (やれやれ・・・)。

 

  

  オン、最近は、食物繊維をとるため野菜

  を一生懸命食べてます。食物繊維は

  糖の吸収を遅らせ、血糖の上昇を緩やか

  にするそうです。

  これは、うちで収穫した「きゅうり」です。

 

  なんか、首があらぬ方向にいってますね(笑)。

  オンは、豆苗、小松菜、チンゲン菜と同じくらい

  きゅうりが好きです。

  にんじんやかぼちゃも好きなんですが、これは

  意外に糖分が多いので、少なめにあげます。

 

  

  シードも大好きなんですが、食生活は

  ペレット中心に変えました。

  ズプリームやケイティーのメジャーな

  ペレットで、1日4〜5グラム+野菜

  で、尿糖値もいい感じです。

  典型的な、U型の糖尿病ですね(笑)。

 

  オン、最近は、こうやって、新聞紙を 

  びり〜と破って、ハミハミすることが

  多くなりました。

 

  

  たまに、検便のとき、フンに紙が含まれて

  いるということで、(腸につまって腸閉塞を

  起こしたら困るので)紙をちぎらせないで

  くださいと注意されることがあります。

  

  たぶん、本鳥にしてみれば、

  人間の「ガム」代わりなんでしょうね。

 

  オン

  「そうなの。お腹がすくし、つい口さびしく

   なっちゃうのよね」

 

  なかなかね〜。オンにとって何がいいか? 

  ということと、健康長寿を両立させることは

  難しい問題で、人間にも通じる問題ですよね。

 

 

 

 

 

  

   2015年7月10日

  オカメインコを探そう!!

 

   

  お久しぶりです!いきなりクイズです!!

  写真の中には、オカメインコが写っています。

  

  さて、オカメインコは、

  どこにいるでしょう〜?

 

  

   オカメインコの名前はプリン。

   「プリンや〜い!!どこにいったの〜?」

 

  ・・と呼んでも、うんともすんともいいません。

  「まさか、部屋のどこかに墜落しているのでは〜?

  え?でも、プリンに限ってそんなことは〜」

  と心配していると、どこからかカサカサ・・と音が!!

 

 

  ちょっと!ぷ〜ちゃん!!何やっているの!?

 

  

  プリン

  「わぁ〜みつかっちゃった〜!逃げろ〜〜!!」

 

  買い物袋の中に餌があるのをちゃ〜んと知っているのです。

  

  こら〜(怒)!!

  今度やったら、袋ごと、お買い上げしちゃうんだからね〜。

 

  

  こりゃ!タップも何やっているの?

  まさか、プリンのまねをして、

  ゴミ袋に入ろうと思っていないだろうね?

 

 

  タップ

  「う〜ん、ボクはね〜そうじゃないんだな」

 

   

  タップ

  「ボクは、あそこにある餌が欲しいんだ。

  でも、どうやっていったらいいのか

  と思ってさ」

 

 

  あ〜なるほど。ゴミ箱のふちを伝っていけば

  たどりつくだろうね。

  

  タップ

  「でも、やっぱり、や〜め〜た!!

  ゴミ袋に落ちたら、そのまま連れて

  行かれそうだもんな」

 

  いや〜、それはないけどね。

  人の振り見て我が振り直せ。

  プリンくんをみて、いつになく、慎重になったタップくん

  でした。

 

 

 

  

  2015年7月10日

  暑中お見舞い申し上げます?

 

   皆さん、お元気ですか?

   寒かったり暑かったり、おかしな天気が続いて

   こちらでは、人間の風邪引きさんが増えてます。

   

   オンは、白内障な上、糖尿もち。

   5月の連休に体調を崩して一時期どうなることかと

   思いましたが、なんとか頑張って生きてます。

   今年、14歳か15歳・・もしかすると

   お迎えした頃から、すでにサバをよんでいて

   それ以上の年齢かもしれませんが

   一日でも多く長生きして欲しいと願っています。

 

 

   

  オンちゃん、「笑点」座布団が大好きです。

  飼い主が鳥部屋に昼寝しに持っていくと

  すかさず乗ってきて、まったりしてます。

 

 

  ハンカチの上で、まったり卵抱っこをしていた頃

  のことでも思い出すのでしょうか?

  

  ヒロも、脚気気味で、甲状腺もおかしいし

  腎臓も悪くなってきてますが、なんとか

  元気にやっています。

  明日はひさしぶりにオンと一緒に健診に

  連れて行こうと思っています。

 

  ヒロ

  「ボクは、ここから、外の景色を眺めるのが

   好きなんだ!」

 

 

 

 

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