★鳥たちの近況報告(2018年12月)★    1つ前に戻る    HOMEへ

  

  2018年12月14日

  鳥の前庭障害(その1)

 

  オン、今年4月に飛べなくなってから、8ヶ月経ちました。

  高齢による前庭障害です。

  眼振があって斜頸がみられます

  (オンの場合、首を後ろにそらしたままです)。

  まっすぐ歩けなくなり、首をゆらしながら、

  くるくる歩き回るのが特徴です。

  

  最初の頃は、ご飯も自力で食べられなくなって

  どうしよう〜(汗)と思いました。

  でも、この病気になったからといってすぐに命を

  落とすとか、そういうことはないようです。

 

 

 

  8ヶ月経って、あいかわらず、くるくる歩き回っていますが

  症状がだいぶ落ち着いてきたように思います。

 

  当初は、脳の炎症をおさえるため、ステロイドじゃない薬を

  処方してもらいました(犬猫が使うような強い薬じゃないほうが

  よいと考えたため)。あと、抗菌剤。

  精神安定剤も処方してもらいましたが

  こちらは、飲まなくてもよいと思います。

  飲んでも飲まなくてもあまり状態は変わらなかったからです。

  

  はたからみていると、何もないときは、

  オンは、自力で揺れ具合をコントロール

  しているように見えます。

  これに対して、驚いたとき、興奮しているとき、

  はりきっているときなどは、首の揺れと、

  くるくる歩き回る度合いが増し、

  自分でも、自制が効かないような

  感じです。

 

  オンの場合、この病気と同時に、両目の白内障も進んで

  しまいました。でも、視力がゼロというわけではなく、

  ぼんやりとは見えるらしいです。

  見えない分、感覚も鋭くなった感じ?ですかね。

  食事も餌の入ったお皿を探して、自力でできますし、

  放鳥すると、私の後をついて、ヨチヨチ歩いてきます。

  

 

  オン

  「カシッ・・カシッ・・なにこれ〜?」

 

  オンも、とうとう、スマホデビューだね(笑)。

 

  見えないのと、まっすぐ歩けないのとで

  身体的には不自由になってしまいましたが、

  性格は、あいかわらずのオンちゃん。

 

  昼間はかごの中で食っちゃ寝の生活を

  送っていますが、外に出ると、はりきって

  紙ちぎりを始めます。

  本鳥・・こういう作業が好きみたいです。

  

  ビリビリビリ〜〜♪

 

   オン

   「えっへん!上手でしょ?」

   

  ほめると、調子に乗ります(笑)。

  本鳥、「上手」という言葉の意味は、

  なんとな〜くわかっているようです。

  

   

  隣にも似たような丸い鳥さんがいました。

  この2羽の見分けがつけば、

  あなたもオカメインコのエキスパートです(笑)。

 

 

  オン&タップ

  「さて、どっちがオンで、どっちがタップでしょう〜?」

 

 

 

 

 

  2018年12月14日

  鳥の前庭障害(その2)

 

  前庭障害になってから、オンは、

  飛ぼうとすると後ろにそっくりかえって

  しまうので、飛べなくなってしまいました。

  羽は普通に動くので、ぱたぱた〜と

  羽ばたきは、できるんですけどね。

 

  こうやってカゴの上に自力で

  飛んできてご飯を食べる・・

  ということも、できません。

 

  

  だから、ひさしぶりに、

  こうやってご飯を食べると

  嬉しくて仕方ありません。

 

 

 

 

 

 

  

  オン

  「あら〜。ここでご飯を食べるのは

   ひさしぶりねぇ。ルンルン・・♪」

 

  みえなくても、自分が部屋のどこに

  いるのか、わかるみたいです。

 

  視力の弱い鳥さんのためには、

  できるだけ部屋やカゴのレイアウトを

  変えない・・というのが鉄則のようです。

 

  

  プリン

  「でもね。こういう高いところに居るときは、

   オンちゃんが落ちないよう、ちゃんと

   見張ってないとダメなんだ!」

 

   

   窓際のトットちゃんズ(笑)!!

 

 

   たまに、みんなで、こうやって日向ぼっこ

   するのもいいですね。

 

  

  今年一年を漢字一文字で表すと

  世間では「災」のようでしたが、

  鳥たちと飼い主にとっては「忙」でした。

  北海道地震も含めて変化がめまぐるしく

  一年がとても忙しかったからです。

 

  そんなときこそ、こういうまったりとした

  時間を大切に過ごしたいものですよね。

  

 

 

 

 

  

  2018年12月14日

  鳥の前庭障害(その3)

 

  地震といえば、9月6日の地震は

  札幌も震度5〜6くらい揺れました。

  わが家の揺れも震度5はあったと思います。

  東日本大震災のときより大きな揺れでした。

 

  もちろん、オカメたちもパニックになり

  ケガして大変でした。

 

 

  

  なかでも、タップは、肩のお肉がえぐれて

  出血がなかなか止まりませんでした。

  圧迫しても止まりそうになかったので、

  しかたなく、爪用の止血剤(クイックストップ)

  を使って、ようやく止めました。

  爪を溶かす薬を皮膚に使うことになるので、

  あまり良くないんですけどね。

  出血多量になるよりは、マシかと。

 

  地震の後、病院に行くと、クイックストップ

  でない、粉末の止血剤を分けてくれました。

 

  今後も余震が怖いので、備えあれば憂いなし、です。 

 

  

  オンは、飛べないことが幸いして、ケガはそれほど

  ひどくなかったです。

  でも、地震後になった重たい換羽で、大きな羽が

  かなり抜けてしまいました。そのせいで、

  ここ数ヶ月は、ずっと調子が悪かったです。

 

  体重も、しばらくの間、80グラム台まで落ち

  90グラム台に戻ってくるまでは、3ヶ月かかりました。

  フンの状態もずっと水っぽくてお腹の調子も

  良くなかったです。

  こんなことは、初めてです。

 

  

 今は、大きなしっぽも生え変わり

 体調も戻ってきたので、

 こんな感じ。

 楽しく水浴びしてます。

 

 

 

 

  

 放鳥時は、すっかり座布団

 の愛用者となっています。

  

   おや?上にも、もう1羽!!

 

 

 

  

  バサバサバサッ!!

  

  オン

  「む?何か横に気配が・・・」 

  

  プリン

  「ぼくも、一緒に混ぜてくださ〜い!!」

  

  うちのオカメたちは、みんな水浴びが

  大好きです。 

 

 

 

  オン

  「は〜気持ちよかった!!」

 

  

  いろいろなことがあって、鳥たちも本当に

  忙しい一年でした。

  私も今年は、大晦日まで仕事があって慌しいのですが、

  がんばります。

  「今度のお正月こそは、寝正月にするからね!」

 

  プリン

  「そ〜お?ぼくたちも、寝正月を期待しているよ。

  その前に、クリスマスがあるからね!

  美味しいモノが楽しみだな〜」

 

  それでは、皆様も、ステキな年末年始をお過ごしくださいね〜♪

 

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