過剰産卵をおさえるまでの経過〜パールの場合
1、初めての産卵
2003年2月9日〜17日 3個
2,2回目
2003年3月13日〜17日 3個
3、3回目
2003年3月29日〜4月初め 個数記録ないが、5〜6個うんでいたと思われる
4、4回目 ここらへんから過剰産卵気味
2003年4月中旬〜下旬 6個
メモ:パール、度重なる産卵で、消化不良になり吐く。病院で便検査をして、消化不良と判明。
整腸剤(ビフィズス菌)を餌にふりかけて投与。
あわせて、抵抗力が弱まったことにより、元々体内にいたと思われるヘキサミタ寄生虫が増殖。
駆虫を開始したが、再び嘔吐したので、嘔吐の副作用がある駆虫薬の投与を一時中止する。
整腸剤のみで様子を見、なんとか産卵をやめさせるよう、試行錯誤する。
試行錯誤の内容
@パールを狭いプラケースに入れて生活させる。
プラケースを別の部屋に移動させたり、テレビの前に置いて、落ち着かない環境にする。
しかし、パールは、2〜3日で新しい環境にすぐ慣れてしまう。
Aおやつをやめる。ただし、産卵直後は栄養補給のため、与えていた。
Bできるだけ早く寝せる。しかし、睡眠時間は、15〜6時間以下だった。
Cパールのカゴも、暗い色のカゴから広い明るい色をしたHOEI465にかえる。
5,5回目 産みっぱなし〜ほぼ1〜3日おきに、1個産み、どこが1回の産卵期か境目も分からなくなる
2003年5月2日〜6月6日 14個 上記の@〜Bをつづける
6月11日 ほとんどお手上げ状態で、一度産卵をとめるため、入院させる。
6月12日 病院にて、15個目産む
最初の3日間は、狭いプラケースに入って、獣医さんの飼っているモモイロインコ、
オカメインコ、ボタンインコ、セキセイインコの横に置いてもらい、落ち着かない
環境を作る。
パールは、最初の頃怒っていたようだが、3日間で慣れてしまう。
骨盤もなかなかしまらない。
あとの4日間、ペレット食に切り替え、ダイエットを強行。
100グラム以上あった体重が85グラムに減る。
早寝遅起き(朝8時におこして、夕方5時には寝せる)もあわせて行う。
急激なダイエットにより、細菌がわいてしまったので、抗生物質を投与。
退院間際に、ようやく発情が止み、骨盤がしまる。
パールにとっては、好きなごはんが食べられないことが、何よりの苦痛だったらしい。
今回のダイエットは、荒療治なので、ゆるやかなダイエットをするのがのぞましい。
6月18日 退院。
↓ この間、前頁にかいた産卵抑制策をとり、発情なんとかおさまる。
発情していないパールにとっては、早寝遅起きが効果ある。
9月 8日現在 退院より2,5ヶ月産卵とまっている。 現在98グラム
6,ひさしぶりの産卵 第1弾(2004年3月24日加筆)
10月6日(前回の産卵より111日目) 体重94グラム
10月7〜10日 この間、不規則な生活が続いたせいか、フンも発情便になり
パール自身もキョロキョロと発情し始める。
10月13日(最終卵より118日目) 体重もいつのまにか増え、100グラムの大台に乗る
10月15日( 〃 120日目・ちょうど4ヶ月目) なんか、お腹を触ると、まぁ〜るい感触が!!
巣を与える
10月16日( 〃 121日目) 1個目産卵。巣の中で、抱卵をはじめる。
10月16〜25日 計5個の卵を産む 97グラム
11月6日(最終卵より12日目) 抱卵に飽き、ぱーぱー大声で鳴く。
「もう抱っこしないからね〜」と宣言しているよう。
随分あきっぽいじゃないの、ぱーるちゃん。
仕方なく、巣と卵を撤去。
7、第2弾〜また止まらなくなってきたぞ!
11月7日(最終卵より13日目) なかなか発情が止まない。
お腹を触ると、なんだか丸いものが・・・。
11月10日( 〃 16日目) また、1個卵を産む(泣)
11月10〜22日 計6個の卵を産む
11月25日(最終卵より3日目) 最終卵を22日に産んだばかりなのに、なぜかもう抱卵
に飽きてきている。オンのパニックに驚き、抱卵をやめて
しまった。パールは、かなり神経質な子のようだ。
11月26日( 〃 4日目) まったく抱卵しなくなったので、巣と卵を撤去。
この時、体重は92グラムに落ちる。
発情は全くない。パールにとっては、このぐらいの体重が
一番いいのかもしれない。
12月3日( 〃 11日目) 体重96グラム
8,第3弾〜うう〜む
12月6日( 〃 14日目) なかなか体重が落ちないので、一日に食べる粒餌を
7グラムにする。
再び発情始まる。体重も100グラムに増加。
12月8日( 〃 16日目) 体重102グラム
お腹をさわると、奥の方に丸いものが!またしても、卵か?
12月9日( 〃 17日目) 獣医師に相談。卵ができたのなら、産ませてあげたほうが
いいといわれ、巣を入れる。
12月13日( 〃 21日目) 巣を入れてからは、関心を持って出入りする。
卵を確認してから5日目、ようやく1個目を産む。
随分産むまでに時間がかかるな?
餌がそのままでてくる、ひどい消化不良便。
12月13〜24日 計6個の卵を産む。
消化不良が続くので、17日から整腸剤
(ビフィズス菌)投与。
12月27日以降 抱卵中のダイエット開始
抱卵中から食餌量を少しずつ減らし、食餌のための
休憩時間も、1日2回にする。
2004年1月8日(最終卵より14日目) パール、やる気なくなる。ここまでの間、体重はすすす〜っと
減っていき、92グラムまで落ちる。
1月9日(最終卵より15日目) 飽きっぽいパールにしては、随分長いこと抱卵していた。
ごくろうさま、ぱーるちゃん!巣を撤去する。
★反省★
今回は12月8日に、お腹を触って卵を確認してから随分時間が経って、卵を産んだ。
あとから振り返ってみると、あれは本当に卵だったんだろうか?
もしかして、筋胃(砂肝)とまちがえたのでは?
だとすると、卵を産むと思って巣箱を入れた私って、一体!?
消化不良も、卵がお腹に長いことあったからではなくて、ダイエットのため
水っぽい野菜を食べさせすぎたせいかもしれない・・・。
筋胃とまちがえないよう、お腹は、あまり奥の方までさわりすぎない方が
いいかもしれない。お腹がぽっこりしてきたな〜と思ってから、さわる方が確実
だろう。
9、第4弾〜ダイエットに失敗!
1月10日(最終卵より16日目) せっかくスリムになり、発情もおさまったのだから、
この体重を維持していこう!
しかし、ダイエットをしようにも、パールにとって
適正な食餌量がよくわかっていなかった
ため、かなり不安が残る。
とりあえず、セキセイのノンと同居させる。
パールにとっては、ずいぶん長いこと抱卵していた
せいか、2,3日は日中も眠たそうだった。
1月12日( 〃 19日目) 体重97グラム フンは水様便。
日中できるだけ放鳥して、飛ぶ練習をさせる。
オンと一緒に遊ぶのが嬉しい様子だ。
睡眠時間16時間
1月15日( 〃 22日目) 体重96グラム
夜寝る前に、床におりて、新聞紙を足でおりおり。
これぞまさしく、ぱーるちゃん、お得意の発情行動。
ぎゃ〜!!なんとかしなきゃ!!
1月15〜20日 一日に食べる粒餌を5グラムに減らし、あとはペレットを
与えてダイエット。この間、発情は続く。
1月21日 体重98グラム ダイエットがこたえてか、発情が止む
1月24日 体重93グラム
1月26日 体重91.5グラム フンも丸くなる
体重をあまりに下げすぎたと思い、少々多めにごはんを
与える(実は、これがよくなかった!!)。
1月27日 体重95グラムにあがったにもかかわらず、また多めに
ごはんをあげてしまった。これ以降、なかなか体重が
落ちない。なぜ〜?
2月1日(最終卵より40日目) 前の日、ふやかしたエンドウ豆を余分にあげたら
喜んで食べていたが、これが決定打で、98グラム
になる。
2月2日(最終卵より41日目) とうとう100グラムの大台に乗り、また発情が始まる。
2月7日( 〃 45日目) 体重110グラム
2月8日( 〃 46日目) え〜!?なんだかお腹がぽっこりしているよ〜。
2月9日( 〃 47日目) もしかして?と思い、巣箱をいれると晩には卵を1個産んでいた。
2月9〜20日 計6個卵を産む。
★反省★
今回は、パールに甘々で、つい食餌の量をふやしてしまったせいで、ダイエットに失敗。
その結果、発情→産卵へとつながってしまった。
1日に与える粒餌を5グラムにしたが、なかなか体重が減らないのは、お腹の空いたぱーるが
嫌いなペレットを食べ始めたから。次回のダイエットでは、ペレットも含めた一日の摂取量を
決め、その量をきちんと守らなければならない、と大いに反省。
10、パールちゃん、ようやく産み止む〜ダイエットから換羽へ
2004年3月1日(最終卵より10日目) 早くも卵だっこに飽きて、ぱーぱー大声で鳴き始める
ちょっと飽きるの早いんでないかい?ぱーるちゃん。
体重103グラム。これは、ダイエットが大変そうだ。
3月3日( 〃 12日目) ひさしぶりに健診をうけにいく。骨盤はしっかりしまっているようだが
やはり少し消化不良気味。2週間投薬することになる。
3月4〜6日 ダイエットを開始したが、パール、どうも発情が止まない
体重98グラム
3月7日 なかなか体重が落ちないので、1回の食餌量を
@大好きな粒餌1グラム
+
Aなんとか仕方なく食べれるペレット2グラム
+
B嫌いで食べないダミーのペレット・数種お好みの量
まで減らし、これを朝晩2回(正味6グラム)与える。
あとは小松菜、チンゲン菜、豆苗、にんじんなどを
多めに与え、飢えをしのいでもらう。
ぱーるもかなりこたえているようで、半飢餓状態。
目が合うと、ごはんをせがまれて辛いので、
できるだけパールには構わないようにする。
ごめんよ〜ぱーるちゃん。
3月8日 96グラム
3月10日 98グラム
食べられるペレットは、ほとんど全部平らげるようになった。
ほとんど全ペレット食への切り替えができたようだ。
3月11日 96グラム 顔を撫でていたら、ぽろぽろと毛が抜け始める。換羽か?
3月12日(最終卵より21日目) 大きなしっぽやちょんまげが抜け始める。どうやら換羽が始まったらしい。
やれやれ・・・しばらくは産卵がやむだろう。98グラム
3月13日 羽が抜け落ちたからか、換羽で食欲が落ちたからか、
体重が95グラムにまで減る。
栄養も考え、1回の食餌量を少し増やすことにする
@大好きな粒餌2グラム
+
A食べられるようになったペレット3グラム
+
B嫌いで食べないダミーのペレット・数種お好みの量
これを朝晩2回(正味10グラム)与える。
3月14〜22日 体重の増減はあるが、93−97グラムの間をいったりきたり。
発情はもちろんやむ。
3月24日(最終卵より33日目)現在 93グラム ようやく羽が生え始めたところ。
しばらくは、産卵が止むだろう。
★メモ★
ダイエットする際の、パールの食餌量がようやくわかって、ほっとする。
換羽がおわってからがまた苦労するだろうけれども、なんとか今の体重を保って
お腹を休めてもらいたいと思っている。
11,パールさん、ちょっと発情気味
その後の経過 4月末まで換羽が断続的に続くが、発情はやむ
5月初め、長引く換羽で体調を崩したせいか、再び
ヘキサミタ(寄生虫)が大発生。これにより、のどを
しゃくり、嘔吐する。駆虫開始。
この後、ヘキサミタがいなくなったり、あらわれたりの
繰り返し。
6月28日 再検査。一応ヘキサミタが消える。
このころから、体調がよくなったせいか、発情がまた
始まる。
現在7月6日(最終卵より134日目) 4ヶ月産卵とまっている。体重93〜4グラム
ちょっと発情気味なので、食餌量を少なくし、
17時間睡眠をとらせる。