おん4ヶ月目
7月19日 おんの籠は、ロッカーの上にあるが、ここは丁度薄暗がりになっている。最近、どうも「ケケッ〜」とかいう甲高い奇妙な声を発して、籠の床の新聞紙をくちばしでゴリッゴリッと掻く動作をするようになった。 これって、巣作り? ただ、そのような行動が見られてから、1週間以上たっても、おんちゃんが卵を産まないので、つまっていないか病院で診てもらった。すると、卵はお腹にはないとのこと。 骨盤も、開いていないから、産卵時期はまだらしい。 ただ、この行動からして、どうやらおんちゃんは、女の子だったらしい。ほんとうに、オカメインコは性別がわかりにくいねぇ。 (メモ)過剰な巣作りをやめさせるには? 薄暗がりは、絶好の巣作り場所。獣医さんによると、籠を変えるか、別の場所に籠を移動させ、環境を変えてみると、落ち着かなくなり、巣作りをやめることが多いそうです。 あとは、できるだけ日没に寝せるようにしてみるとか、新聞紙で巣作りをさせないため、籠の付属品としてついている床の金網は、そのままつけておくとよいそうです(私は、金網の用途がわからず、え〜い邪魔だ〜、と燃えないゴミに捨ててしまった。無知は恐ろしい・・・とほほ)
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7月21日午前 朝から、おんが落ち着かず、パヨンパヨン鳴いている。なんじゃい?あさから、騒々しい! 私が帰ってきたら、卵が1個ぽろんと落ちていた。朝は、どうやら、「卵が生まれる〜」と訴えていたらしい。 あら〜、気づかなくて、ごめんね〜。この後、何個か産むかと思ったが、結局1個だけにとどまる。 やっぱり、おんちゃんは♀だったか〜。 (メモ) 産卵後は、ボレー粉、カトルボーン、青菜などでカルシウム、ビタミンを補ってやると骨折等を防ぐことが出来る。
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7月×日 おんちゃんには、お産の後、少し休んでもらおうと思い、籠を別の部屋においてみたり、同じ部屋でも籠の置き場所を変えてみたりする。 日光浴もしなきゃあね。
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7月×日 おんちゃんは、最近、おもちゃで遊ぶようになった。近くの日曜生活雑貨の売っているお店で、木材をかってきて、くちばしで運べる程度に切ってやると、喜んで、それを床一面に、ちらばしてくれる。 中でも、お気に入りは「つまようじ」(とがった部分は危ないので、除いてある)。 この頃になると、ようやく甘え上手のおかめらしくなり、飼い主の顔の近くにも、寄ってくるようになりました。
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8月×日 おんちゃんが、自分の籠の上から、他の鳥の籠へ飛んでいき、そのまま不法侵入するようになる。これらの籠は、みなロッカーや本棚の上にあり、そこには薄暗がりもある。 そう、これは、巣作りのためなのである。他の鳥の籠に入って、いつものように、「ケケッ〜」と鳴き、床をゴリゴリッ、とやっている。 不法侵入されるセキセイ2羽からすると、たまったもんじゃない。 ただ、それでよかったのは、他の鳥の籠に飛びついたり、降りたりしているうちに、いつのまにか、緩急をつけて自由自在に飛び回れるようになったということ。今までは、部屋の中をグルグル飛び回るだけだったのにねぇ〜。 不思議だわ〜。 おんちゃん、そうすると、今まで君を馬鹿にしていたノンちゃんにも、対抗できるんじゃないかい? もっとも、そうなると、おんちゃんは、手に負えない存在となってしまう。自由を愛するオカメは、なかなか籠に入ろうとしないんですよ。
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8月×日 おんちゃんは、最近、顔によってくるようになる。手は相変わらず、嫌いだけど、かわるものだねぇ〜。頭なでなでができて、手乗りになるのも、夢じゃないかも!? おもちゃに、プラスチックの輪と小動物用のかじり木スタンドをプレゼントする。
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8月14日 AM0:00頃 夜、寝床についた頃、どうも、暗がりの中から、か細い声でヒ〜ヒ〜という声が聞こえる。なんだぁ〜幻聴か??ちがう!ちがう!どうやら、声の主はおんちゃんのよう・・・。 おんちゃんの籠をのぞいてみると、卵を産もうとして踏ん張っていた。 あら〜、おんちゃん、大変だわ!はいっ、がんばって〜もう少し〜。なんだか、産婆さんになった気分。 まもなくして、ほかほかの卵1個が、ぽろん。女の子は本当にたいへんですね。 おんちゃんは、この3日後にも、卵を1個産み、今回はあわせて2個になりました。 それにしても、なんだい、おんちゃんは、卵をぜんぜんあっためないねぇ〜??
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8月29日 お辞儀をするオカメ!? なんと!!お隣の部屋に、オカメインコのパールちゃんがやってきました。パールちゃんも、もちろん「あまりもの」。 たぶん、パール模様がくっきり残っているから女の子だと思います。おんちゃんよりは、若いかな。お姉さんになったね〜、おんちゃん。 隣の部屋同士で、 オカメ同士が鳴きあっているのは、すごい。耳にキンキンくる。でも、やっぱり同じ鳥の声だとわかるんだな〜。 おんちゃん、よかったね。
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おんちゃんの、4ヶ月はこのようにあっというまに過ぎました。
何か、参考になることがあれば、幸いです。
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